おすすめ奨励金5選

2025年度の東京都が主催する奨励金が始まりました。毎年、ひっそりと始まることが多く、よっぽど東京都のホームページをチェックしている人でないと、なかなか気づくことが難しいのではないでしょうか?

人気奨励金を2-3種類ほど組み合わせて早い段階でエントリーして、申請できれば300-470万円の受給も可能です。人気が年々高まっており、毎年早い者勝ちの様相を呈しています。
今年こそはぜひ、おすすめ奨励金にチャレンジしてみませんか?

おすすめ奨励金のエントリーの最低限の要件は

①東京都で事業を営む会社である
②半年以上働いている1〜2名以上の社員(雇用保険加入者)がいる
③都税に滞納、未納がない

簡単に言うとこれだけです。
奨励金の申請の権利を得るには、毎月開催されるエントリー日に申し込むことが必要です。抽選に漏れることも多く、毎月エントリーには根気よく申し込むことがチャンスをものにできるのです。

【2025年度 開催(予定)の東京都奨励金・助成金】

①東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金(最大220万円)

従業員の「育児・介護・病気治療」と「仕事」との両立をはかるための取組を行った企業に受給される奨励金となります。220万円(1年度で最大120万円)受給できます。6月からエントリー開始となります。昨年の例では600社限定。ONLINEのセミナー参加が要件で、1回〜3回で受給額が変わります。
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②魅力ある職場づくり推進奨励金(最大230万円)

職場環境の改善や人材育成、結婚から子育てまでのライフステージの支援、賃金の引上げなどの制度構築を行うことで受給できる奨励金。2022年から新設されましたが、2025年度は金額も大幅に拡充されました。今年度は第10回まで開催。1400社限定。
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不妊治療・不育症治療に係る職場環境整備奨励金(最大40万円)

不妊治療・不育症治療休暇(休業)を整備・規定することで受給できるものです。昨年度まではチャイルドプランサポート制度整備奨励金との名称でしたが、今年から名称が変更になりました。
エントリーは4-5月,5-6月、9月の3回開催。300社限定。 ONLINEセミナーは管理職と、男女合わせて2名の社員の方の参加が条件です。
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カスハラ防止奨励金(40万円)

東京都は全国初となるカスタマーハラスメント(以下「カスハラ」)防止条例の施行に併せて、積極的なカスハラ防止対策を講じる中小企業に対する奨励金を創設します。詳細は6月ごろに公表・募集開始される予定です。記事はこちら

⑤正規雇用等転換安定化支援助成金(最大98万円)

厚生労働省が行う「キャリアアップ助成金(正社員化コース)」 を受給できた企業が申請できる助成金。1年度につき1事業所で60万(1人20万円×3人)まで申請可能で、退職金制度新設結婚・育児支援(10万円)加算及び賃上げ(12万円/人、3人まで)による加算があります。記事はこちら